乳性炎とその原因

わたしは産後まもなく乳腺炎というとても辛い経験をしました

21歳の時に初めの出産をし元気な女の子が生まれその瞬間から休むことなく始まるものそれは、「授乳」です。
産後痛む体に耐えながら、私たちは我が子のために慣れない手つきで抱きかかえ授乳をします。
そんな授乳育児についてどんな悩みがあるでしょうか?

たとえば、

  • 思うように母乳が出ない
  • とにかく張って痛い
  • 母乳は出るのになかなか飲んでくれないこれらの悩みを抱え、母乳育児をしたくてもできなくなってしまうかたも多いのではないでしょうか
    そんな時、みなさんに知ってほしい授乳方法があります、わたしの経験とともにご紹介しますね

     

    私は、母乳も出るし子供もしっかり飲んでくれたから、正直何も心配のない母乳育児のスタートをきれることができました。毎日3時間おきに母乳。
    夜中もアラームをつけてしっかりあげてた、そんなある日

    1ヶ月検診も無事に終えた日の夜、親子共々疲れきってしまったのか5時間寝てしまい胸の痛みで起きた時はもう胸はパンパンに張り乳腺は詰まり激痛でした

    赤ちゃんを抱きかかえることもできなくて、どうしようととても悲しくて怖かったです

    翌日お産した病院に連絡をして助産師さんにやってもらったおっぱいマッサージは激しくて、今思うとあれは硬くなった乳腺を無理やりほぐしグリグリ擦り合わせていただけで痛くて痛くて、なにも解決しませんでした。隣では飲みたくても飲めなくて泣く我が子、辛い思いをとてもしました

    桶谷式母乳相談室は母乳育児の味方です

    処方された薬で良くなるわけでもなく、赤い腫れは引かなくて痛みもあるし、子供も片方しか飲んでくれないのです。

    お産した病院で解決できないなら自分でなんとかしなきゃ。って怒りや焦りでひたすらネットで調べた時

    出てきたのが「桶谷マッサージ」です

    桶谷式マッサージは

  • 母乳をスムーズに出すマッサージ法です乳房の基底部の伸展性を高めることにより血流をよくするマッサージ方法で、母乳をスムーズに出すことが目的
    母乳がうまく出ない方は、乳腺が詰まりやすい場合がほとんどで桶谷式マッサージをすることで乳頭を開通させ赤ちゃんが飲みやすいようにケアをしてくれたり、母乳が出ても赤ちゃんが飲んでくれなくては意味がないですよね。なぜ飲んでくれないのかしっかりと原因があります。
    そこにはお母さんの生活習慣に原因があることが多いんですよね、食事やストレスなどを一緒に見直してくれる場所でもあるのが母乳育児相談室で。

    お正月のお餅はNG 春の筍NG クリスマスのケーキNG 小麦粉、油物NG おっぱいを作り出してしまうから。アクや油が強いものも母乳の味を落としてしまいます。

    胸の根元からほぐしてくれるから痛みはなく、マッサージをしてくれる方は、助産師さんなので子育ての悩みも相談でき精神的にもとても救われました。
    この療法に出会えたのは本当に嬉しかったですしどこにも頼る場所がなかった当時だからこの出会いは大きかった。

    それから毎日通いましたが、正直手遅れ状態でそこでもどうにもならなくて埼玉の桶谷で1番の先生がいる所沢へ行きました。

    そして発症して1週間経ったころ。痛みを早く取るために、子供にしっかりと母乳を飲ませるために、切開手術をしました。

    乳腺切開

    部分麻酔をして、数ミリ切開して古くなった母乳を出します

    切開することに何も抵抗ありませんでした。お産が「帝王切開」だったから、体にメスを入れることに、傷跡を残すことに何も迷いはありませんでした。 早く痛みから解放されて、通常の母乳育児生活に戻ることが望みだったからです

    実際に切開してその穴に短い管を刺してガーゼを当て、そこから自然と溜まった母乳を出す方法の処置をしました。

    おかげで数日後には、痛みも、腫れもなくなりました。何より、傷跡が本当に綺麗で、ケロイド(みみず腫れ)にもならず、今はむしろどこを切開したのかわからないくらいです

     

    【今しかない子育て。一生のうちの数ヶ月〜数年。目の前のこの子に私ができること、してあげたいこと】 母親としての強さや責任感が成長し、この経験からたくさんの学びがありました 母乳育児には記事のはじめの方にも書きましたがそれぞれの悩みがあると思います

     

     

    私は、桶谷に出会えたことは本当に良かったと思います。 しかし1つ言えることは最終的には、乳性炎を治せるのは医療スタッフでも私たち母親でもなくて、「目の前の我が子」だということです。子供が、たくさん飲んでくれることで乳腺がしっかり開通してまた新しい母乳を作れるようにしてくれる。どんなに、医療的処置で解決してもそのあと、子供が飲んでくれなかったらきっとまた乳性炎を繰り返していたと思います

    子育てをしていると、私たち母親・父親にしかわからない経験・辛さ・苦しさはみんな必ずありますよね しかし、日々の子育ての忙しさにそんな想いに向き合っている暇がないのもわかります

    悩んでも誰にも相談できないこと、誰に相談して良いか分からないこともたくさんありますよね この経験が、今苦しんでいる方へ届くことを願いぜひ参考にしていただけたら嬉しいです

    最後まで読んでくれてありがとうございます メンタルコーチ NATSUKI


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