泣くことで自身をコントロールしている
私は、今まで感動して泣くことはありましたが、悔しかったり寂しかったりした時に「泣く」なんて大人なんだから恥ずかしい、と思っていました。
「泣く」ことは、メンタルが弱いという思い込みがあったからかもしれません
今は、「泣く」ことの本質を理解したりコーチングを受けて「自身の感情のままを受け入れる大切さ」を知ることで、泣くことへの抑制がなくなっています
■皆さんは泣くことにどんなイメージを持っていますか?
・怒ったらすぐ泣きじゃくる我が子
・彼や旦那さんと喧嘩して
悔しくて、不安ですぐ泣いてしまう自分
・男性は、泣いたら恥ずかしい。というプライドが邪魔をしていつも我慢している
涙を流すことで自分や相手を責めたりしていませんか?
もう、その感情をなくしてもいいんですよ!
泣きたい時は泣きましょう!
今回は、そのメリットについて、お話しします
最近、自身が泣きたかったことと照らし合わせながらぜひ読んでみてくださいね♪
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■涙の役割■
涙の役割には3種類あります
「基礎分泌の涙」
「反射の涙」
「情動の涙」
→「嬉しい時」「悲しい時」も気持ちの高揚を落ち着かせようと体の自然な反応です
泣くことで身体にどんな効果があるのか
1.リラックスした状態になる効果
リラックスした状態の時、副交感神経(休息の神経)が良い状態でいます。泣くことでこの神経が活性化し脳の血流が良くなり身体がリラックスします。気持ちが落ち着く状態になります
「いっぱいいっぱいの時は、我慢しないで泣いて自身で苦しさに寄り添いましょう」
2.安眠効果
思いっきり泣いた後、体にどんな変化を感じますか?
とても疲労感を感じたことがあると思います。
泣くことで、脳内のセロトニンが増え精神の安定や安心感や平常心を保つことができます
「枕に顔を埋めて子供のように泣いてしまいましょう!」
3.痛みを軽減する
涙には、苦痛を和らげるエンドルフィンというホルモンが含まれます。痛い時に涙を流すと鎮痛作用が働くので人体にとっていい特効薬となります
「足の指をぶつけた時など、痛すぎるので早急に泣くことをおすすめします!笑」
4.心をデトックスする
慢性的なストレスは、脳に損傷を与え様々な重い疾病につながると言われています。涙には、ストレス成分を低下させる作用があるので泣くことでストレス成分を体外に排出しています。
5.自身を解放すること
私がセッションをするときもほとんどの方が涙を流します。それによって、自身の苦しんでいた塊が溶け出し解放され自分の本当の気持ちに気づき、自分に対する理解を高めることができます。男性のクライアントさんに多いのが自身の感情を感じることが苦手なこと。その場合は、自然に任せて泣きたい時に泣くことがいますぐに自身を解放させてあげる一番の方法かもしれません
涙を流すことはネガティブなことではない
ここまで呼んでくださった方は、「泣く」ということのメリットに気づいてくださったと思います。
泣くことは、決して悪いこと・恥ずかしいことではなくて今の自身のメンタルの不調や身体への意識を高めるための自身が出しているSOSだと思ってください。
泣きたいことが目の前にあっても感情を抑えて自分の気持ちを素直に表現できない方がたくさんいます。
それが重なっていくと「ストレス」として身体に変化が起きてくるのを泣くことで回避しているんです。
そう思ったらどうでしょう?
「泣くこと」「涙」には、私たちが思っているより、自身を大切に、
心を解放するためにとても必要なものなのです
どんな時も自分に素直に
寄り添ってあげてくださいね
今日も読んでいただきありがとうございます♪
メンタルコーチ NATSUKI